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宮崎県日南市の観光情報ブログ

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“し”のひとりごと2 伝統の味“さとねり”

経験と勘(目と鼻と耳でつくる)でつくる伝統の味。さとねり。

昨日、地元の小学生が体験学習で訪れた「さとねり小屋」
最初の練りあわせが行われた。

そして、今日から本格的に“さとねり”と呼ばれる黒砂糖
づくりがスタート。

数日前にブログで掲載したとおり、刈り取ったサトウキビ。
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それを、一本一本機械に通し、しぼり汁を取りだす。
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それを、釜に移し煮詰めていく。

1~3番釜と呼ばれる3つの釜が2列並んでいる。

それぞれ、多くの方々が分担作業を行っている。

「おー」「おーい」だけで、次に誰が何をするか伝わる
のがすごい。

絞った汁を釜に移したら、ここからは、目と鼻と耳だけが
たより。目で煮詰まり具合や色、鼻で匂いをかぎ、耳で
音を聞いてつくる。
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し「まだな?あとどんぐらいな?」
H島「まだ、あと1時間。めしを食え~」

遠慮なく、奥様たちが用意した今日はカレーをいただく。
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そして、いよいよ最終段階。絞り始めて第1回目のさとねりが
完了するまでに約6時間。
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素人の私にも少し、色や匂いの違いは分かったが、どこで完成かは
分からない。
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いよいよ、トロトロになってきて、一気に竹の棒でかき混ぜる。
この作業こそが、“さとねり”という言葉の由来。竹の棒で煮詰まった
汁を練り込むことからきている。
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そして、練り込んだと同時に、火元の人との呼吸を合わせて、火に水をかけて
消す。これで、完成。
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それを壺に入れて、少し寝かせてから箱詰め作業。(カメラ電池切れ)
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こういう作業が延々と夜通し約1週間続く。

4、5時間もここにいたので、服に甘いにおいがしみついた。
色々とありがとうございました。お昼ごちそうさまでした。

さとねり小屋からは、煙と甘い香りが周囲にもれ、長年続けられてきた
伝統の技、味が今も引き継がれている。まさに、日南の冬の風物詩。

見学や、撮影される方は一言声をかけて邪魔にならないようにお願いします。






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